ウルトラザウルスは超巨大ゾイド

2機のウルトラザウルス(後方から)
2機のウルトラザウルス・再販版(後方から)

ゾイドのウルトラザウルスは1986年に旧ゾイド版、いわゆる初期カラー版が発売されました。黒を基調としたダークグレーやネイビーブルーのカラーバージョンです。キャノピーはスモークグレーです。当時はゾイドの中でも最大級で人気のある機体でした。
その後2000年にシルバーを基調としたガンメタルカラーを配した再販版が発売されました。キャノピーはオレンジです。
どちらの機体も金型は同じですが、初期版はコックピットのライトが赤く点滅するのに対し、再販版は同じ赤い色ですが点滅しません。さらに初期版で動力用単2乾電池以外に、ライトのために単3乾電池を使用していましたが、再販版では動力用単2乾電池のみになっています。
どちらの機体色もそれぞれ根強いファンがいます。

初期版
ウルトラザウルス・初期版
再販版
ウルトラザウルス・再販版

ウルトラザウルスはまさに空母

首部中央にある全方位レーダー
首部中央にある全方位レーダー・再販版

やはり人気の理由は現用空母のように飛行機用の甲板(正確にはビークル用カタパルト)が背部にあり、レーダーや巨砲、多くの搭乗員(8人)、海上を航行できるという母艦としての機体というコンセプトでしょう。
当然、陸上においても運用でき、そのシルエットはまさに巨大な要塞といえます。
正確にはヘリック共和国軍のウルトラサウルス型ゾイドですが、1999年に放送されたアニメ「ゾイド -ZOIDS-」においては、全長が555メートルという巨大な設定でした。通常の玩具の設定が全長50メートルですから、約10倍の大きさです。(体積にするとかなり巨大に!)小さなアイアンコングが偵察しているのが印象的です。

そしてなんといっても4門の主砲、36cm高速キャノン砲(旧名称) / 360mmリニアキャノン(新名称)が印象的です。この点においては空母というより戦艦に近いですね。
第二次世界大戦以前の大艦巨砲主義時代を彷彿とさせます。そういった意味ではレトロな雰囲気と最新のテクノロジーを併せ持つ機体です。ウルトラザウルスに限らず初期ゾイドは、油まみれの歯車が可動しているようなレトロさと最新テクノロジーのコンピューターを内蔵しているような近未来のマシーンと、両方のメカニズムを持った雰囲気が魅力の機体が多いのが特徴です。

背部カタパルト
背部カタパルト・再販版

胸部ハッチに艦載されるビークル
胸部ハッチに艦載されるビークル・再販版

ウルトラザウルス
AAZ90mm3連装パルスレーザーガンとカタパルトの格納庫

ウルトラザウルスの珍しいキャノピー

キャノピー2
頭部横から・再販版

新旧あらゆるゾイドのなかでも珍しく、頭部コックピットのキャノピーは密閉型ではありません。(主砲のコックピットも形状は違いますが密閉型ではない)
そのため対敵ゾイドに簡単にやられてしまうのでは・・・雨が降ったらずぶ濡れだ・・・などという一種のちまたの伝説も生み出しました。
ゾイドバトルストーリーにおいても、敵スパイ“エコー”に乗っ取られたウルトラザウルスのキャノピーをトーマス中尉操縦のカノントータスが突撃砲で吹き飛ばすくだりがあります。(帝国軍に散々攻撃されてもビクともしないのに・・・)

キャノピー1
オープン状態のキャノピー・再販版

ウルトラザウルスは高額買取の可能性が!

ウルトラザウルス
ウルトラザウルス・再販版

ウルトラザウルスは、初期版、再販版ともいまだに根強い人気があり、高額買取が見込めます。特に初期版はなかなか手に入らないため、たとえ組立て済み完成品でもかなりの高額で買い取ってくれます。
場合によっては組立て済みで、完全体ではない部品ごとのジャンクパーツ、もしくはほぼ完全体でいくつか部品が欠品した状態でも欲しがる方が存在します。
オークションなどでも新品が出品されていますが、定価よりもかなり高額になっているのがわかります。

後脚の推進用ハイドロジェット
後脚の推進用ハイドロジェット

特におすすめなのは、「買取トレジャー」という会社です。

年間買取数50万点以上で、一つ一つ丁寧に査定してもらえます。

↓画像をクリックして買取査定申込公式サイトへ